こんにちは!
今日は治療をするうえでかなり大事になる力の話です。
いきなりですが質問!!
治療をするときに最も大事な能力は何だと思いますか?
知識?
手技?
評価力?
いえ
触診力です。
なぜなら、知識があっても技術があっても、キレキレの手技があっても
評価がしっかりしてても
筋や骨など狙った組織を触ることができなければ
効果的な治療ができないからです!!
例えば坐骨神経痛の治療するのに梨状筋を緩めることが必要だと考えたとして
その梨状筋を触ることができなければ自分がしたいアプローチを正しく行うことができません。
解剖学を学び、実際に人の身体に当てはめてボディマップを頭に入れ込むことも必要
そのうえでしっかり狙った部位を触る練習も大事になります!!
触診について、私がお世話になったになったのは
ボディ・ナビゲーション―触ってわかる身体解剖
という書籍です。
私が手首の治療をしたいと思ったとき
手根骨を正しく触り分けることができるようになりたい!!
と思い
この書籍に出会いました。
キレイなイラストで分かりやすく
筋や骨などを
どうやって触るのか?
その方法がとても分かりやすく書いてありました。
私は手根骨の章を見て何度も何度も
自分の手根骨を触りました。
休憩中も受付に立っているときも電車を待っているときも
それはもう触りました。 笑
おかげで手根骨の位置のイメージができ触り分けることができるようになり
今の治療に生かすことができ、たくさんの方に喜んでもらえる治療ができています。
駆け出しのころは
派手な手技をやって一撃で大きな結果を出したい!と思い手技の勉強に走りがちですが
筋や骨などを一つ一つ丁寧に触る
そんな地味な練習が本当はとても大事で
それをしっかりできている治療家が本物の治療家なんだと思っています。
私は今でも、治療の中でここはこうやって触ればいいんだ!
と触診の部分で発見があり、それがより効果の高い治療に結びつくことがあります。
有鉤骨は触れますか?
舟状骨は触れますか?
小円筋と、大円筋を触り分けられますか?
触診って本当に大事!
一緒に地道な触診の勉強をしていきましょう!
今日はこんな感じ!
この記事が若手治療家やその先の患者様の役に立ちますように。
じゃあまたねー!!
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