治療家・トレーナー必見 -7つの習慣-

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7つの習慣とは

7つの習慣とは、スティーブン・R・コヴィーという方が書いた人格を磨くための基本的な原則が書かれた書籍です。

私は初めて読んだときに、世界の見え方を変えられて、それから何度も繰り返し読んでいます。

原作は、なんとなく哲学的で私には読み進めることが難しかったので

漫画でわかりやすく書いてくれているこちらを読んでいます。

治療家やトレーナーとして成長

人としての成長

そして患者様や、選手に満足してもらうためにとても重要な考え方だと思うので、

治療家やトレーナー目線で例をあげながら、一部アウトプットしていきたいと思います

 



第一の習慣「主体的である」

「主体的である」とは、「人間としての自分の人生に対する責任を取ること」

自分の人生の主役は自分であり、どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもない

と述べられている。

主体的でない人は

「今の職場は、先輩が教えてくれないんです」や「今の職場は、やることが決められていて、それ以外できないから治療ができない」

ひどいときには仕事のミスを環境のせいだと言う

など、治療家やトレーナーとして成長したいのに、なかなか伸びない理由を「環境のせい」にしています。

たしかに、環境の違いによってできることとできないことはあると思います。

しかし、やらない選択をしているのも自分です。

職場で教えてもらえないのは、先輩に積極的に教えてもらうアプローチをしていなかったり

どうせ教えてもらえないと諦め、見聞きして盗む事もしないなど

自分が主体的に行動すること選択しないからだと思います。

それでも職場で教えてもらえない場合は、セミナーを受講したり、職場を変えるなど「なりたい自分」や「憧れた人」に近づくために何をするべきか考え

主体的に動くことが必要だと思います。

まんがでわかる7つの習慣 より引用

なりたい自分や守りたい人たちのために、

受け身でなく主体的に自ら選択・行動して、

治療家・トレーナーとして成長していきたいですね!

第2の習慣「終わりを思い描くことから始める。」

多くの人は、毎日仕事や学校に行き

家に帰ると食事を取り、のんびり過ごして眠りにつく

という一日を過ごしているのではないかと思います。

昨日一日の行動を思い出してみてください。

その先にあなたの「なりたい自分」はありますか?

漠然と仕事や勉強をしていたり、やるべきことをやらずに、のんびり過ごしていたりしませんか?

その仕事や勉強は「目的」が曖昧だと、目的の達成に向かえません。

7つの習慣の著者コヴィーは

「すべてのものは2度作られる」と言います。

1度目は「知的創造」

2度目は「物的創造」

家を建てることに例えると

頭の中で完成をイメージして設計図を作ることを知的創造

その後実際に工事を始めて家を作ることを物的創造

と言います。

設計図をしっかりつくり、工事を行うから

設計図通りの家が完成します。

逆に設計図をしっかり作らず、あいまいに工事をすると、当然家は完成しません。

これと同じように私たちの人生も

①人生の方向性をイメージし(知的創造)、②毎日を生きる(物的創造)

という2つの創造をすることで、自分の思い描く人生を歩むことができると考えられます。

知的創造があいまい、つまり目的が曖昧だと

やるべきことが曖昧になり目的が達成できなくなります。

時間やスケジュールの調整をするときは

まず、「目的は何か」を考えると、毎日の過ごし方が変わってきます。

どんな自分になりたいか

どんな人生を歩みたいか

など、終わりを思い描き

毎日の仕事や学校での過ごし方や時間の使い方を変えていくと、より有意義な時間の過ごし方ができると思います✨

第3の習慣「最優先事項を優先する」

「時間を管理する」ことが成長を妨げることがあります。

忙しい方にありがちですが、

忙しい方はスケジュール帳に隙間なく予定を入れて、効率的な毎日を過ごしています。

しかし、スケジュール重視になってしまうと

本当は重要な予定や作業であっても、スケジュールを重視して、時間通りに切り上げてしまうことがあります。

逆に予定のない時間は、何をしても良い時間とダラダラと過ごしてしまうこともあります。

これは時間を管理して行動しているようで、決められた時間に従い行動をしているとも言えます。

時間は自分の意思に関係なく刻々と進むもの。管理しようとしてもできるものではない。管理すべきなのは、「最優先事項を優先する」という、行動の順序だ。

と述べられています。

では、行動の順序はどう考えるのか

この書籍では人の活動を重要度・緊急度4領域に分類しています。

まんがでわかる7つの習慣 より引用

緊急度は「すぐに対応を迫られるかどうか」

重要度は「人生の目的や価値観にとって重要かどうか」

多くの人は第I領域に時間を割き

第Ⅳ領域に逃げ込みたくなります。

すぐにやらなくてはならない仕事や用事など追われて、やっと終わったころに、テレビやネットをダラダラ見てしまう。

といった感じでしょうか。

しかし

人生を充実させるには第Ⅱ領域により集中することが必要だ、

ここには成長に役立つ活動や、将来第Ⅰ領域に入ってくる事柄への準備活動がはいる。

と述べられています。

自分はとんな治療家になりたいのか

どんなトレーナーになりたいのか

もっと言えば

どんな治療家やトレーナーを目指してこの世界に飛び込んだのか

を考えましょう。

それは第二の習慣の知的創造に当たります。

ここがはっきりしないと、どうしても自分の目的に向かった行動が取れなくなります。

学校に行き始めると、もしくは仕事が忙しくなると

自分がどんな治療家やトレーナーになりたいのか

どんな将来を目指して、この世界に飛び込んだのか

を忘れてしまいます。

ここがハッキリすると、上図の第Ⅱ領域がハッキリ見えてきて

自分の目標に向かって進んでいくことができます!

自分にとっての最優先事項は何か改めて考えたいですね!

まとめ

今回は7つの習慣の中から基礎となる

第一の習慣 「主体的である」

第二の習慣 「終わりを思い描くことから始める」

第三の習慣「最優先事項を優先する」

まで、私の考えを交えてアウトプットしていきました。

何度読んでもこの書籍は、ハッとさせられたり学びが多いです。

治療家やトレーナー向けに書かれた書籍ではありませんが、治療家やトレーナーとして活動していくには

「人格」がとても重要です。

私が知っている患者様や選手から信頼される治療家やトレーナーは、みなさん人格者です。

皆さん、患者さんや選手に慕われてます。

私もそんな人間でありたいと思います。

7つの習慣を実践し人格を育て

一緒にそれぞれの目標に向かって、頑張りましょう!

また、今回ご紹介できていない

第4〜7の習慣は対「人」に繋がる習慣が述べられており

患者様や選手、職場の同僚、友人などとの繋がりでの習慣について述べられております。

とても参考になるので、7つの習慣を手に取ってみてください!

今回は以上です。

この記事が若手治療家やトレーナー、その先の患者様の役に立ちますように。

漫画版は全部で5冊あります(^^)

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