施術に自信がない治療家がやるべきこと

つぶやき

先日、後輩の練習のために私の体の治療をしてもらったときのお話ですが

治療後のフィードバックの際

声が小さく、とても自信がなさそうに見えました。

治療の内容は良かったのに

自信がなさそうな話し方や態度がとてももったいなかったんです。

しかし、よくよく考えてみれば

私も昔同じだったなーって思い出しました。

自分より知識も経験もある先輩の前で治療をして

「何をやっているんだ?」

「何を言ってるんだ?」

「それじゃ良くならないだろ」

と思われるんじゃないかと不安があったからです。

とにかく自信はなかったです!笑

 

それは先輩の前だけではなく

自信がない時は患者様の前でも同じ対応になります。

それではどんなに治療が良くても患者様に満足してもらえません。

今回はそんな昔の私のように

自分の治療に自信がない

治療をしても満足してもらえない

患者様に指名予約してもらえない

と言った悩みに

私の実体験を交えながら、改善方法を一つご紹介します

結論から先に言います。

上記の悩みを解決する方法は

自信がなくても自信がある態度で治療をして、自分の考えとその日の治療内容を言い切る。

つまり実力のある治療家を演じるんです!

この方はカッコ良すぎますが。(フリー素材より)

 

いやいや、wingさん

知識や技術に自信がないって言ってるのに、それじゃなんの解決にもならないよ〜!!なんて聞こえてきそうですが

とりあえず、この先を読みましょう。

僕はこれを初めてから、多くの患者様やアスリートに信頼されるようになり日本代表のトレーナーにまでさせていただけました。

勉強がしたくて、何を勉強したらいいのかわからないという方は

リンク先のオススメ書籍から気になった本を探してください!

おススメ書籍

ちなみに実力のある治療家を演じると言っても

嘘をついたり、傲慢な態度を取るのは当然NGです!

元気に堂々と治療をして、はっきり自分の考えを言い切るということ。

患者様にはしっかり寄り添いましょう。←これが一番大事。

 

どんな治療家もはじめは一年目

目の前の先輩

院長

あなたが憧れた治療家

 

当たり前ですが

みんなはじめは一年目の時代がありました。

どんな先生もあなたと同じ知識、技術の時代がありました。

 

どんなに頑張ったって目の前の先輩や先生方と同じレベルになるにはとっても長い年月がかかります。

その先生方の努力を舐めてはいけません。笑

 

では、あなたが自信を持てるのはいつですか?

 

その先輩と同じ知識、技術が身についた時ですか?

自分がまだ知らない知識をたくさん身につけた時ですか?

 

どうです?

上記2つをクリアするのって2.3年じゃ足りないですよね?

というか10年経っても達成できません

どんな治療家も勉強をしながら治療をして

わからないことがあれば調べて

少しずつ成長していくんです。

すごい技術を習ったとしても

知識や経験が蓄積されなければ、その技術は活かされません

 

じゃあ、すごい先生はいつ自信を持ったのか

どんな先生もたくさんの勉強と経験を積み重ねて、自信を持ったのだと思います。

 

そうなんです。

自信が持てるようになるには、どんな人でも経験が必要になるので時間がかかるんです。

だから、まずは患者様の前では自信を持って堂々と治療をして、自分の考えと治療内容について言い切ることから始めるんです!

実力のある治療家を演じるんです。

実力のある治療家を演じる?

自信がない治療家向けに、実力のある治療家を演じるって、すごいこと言い出したな!って思いますよね。笑

けど、これってすごく大事なことだと思うんです。

少なくともこれを読んでいる方は、資格を取るときや施術をするにあたり、たくさん勉強をしたと思います

ましてやこんなブログ読んでるんですから、勉強熱心で真面目な方なんだと思います。

 

本当はもう専門家なんです。

患者様の体の悩みに寄り添える専門家なんです。

 

患者様の気持ちになってみてください。

そんな専門家のもとに、体の悩みを相談しにきて

その専門家が自信なさそうに施術をして

自信なさそうに小声で自分の体の状態を伝えられたらどう思います?

せっかく悩みを解決してもらえると思って治療院に来たのに満足できずガッカリですよね。

たぶん、次は別の人に頼みたくなるんじゃないですか?

自信がない態度はそれだけで患者様に対して失礼なんです。

 

さらに

自信のない態度で治療に臨むと、次の治療に繋がりません

つまり、いつまで経っても経験を積むことができません。

だから、患者様の悩みに寄り添いながら

まずは自信を持った堂々とした態度で治療に臨み、できるだけ患者様に満足してもらうことが必要なんです。

少なくとも専門家のあなたが

評価をして、それを元に治療をした内容と事実は変わらないので、それを堂々と伝えれば良いのです。

そして

改善してあげられなかったり、わからないことがあれば

すぐに調べる!

先輩に聞く!

などして、最速で知識を入れます。

ただ闇雲に勉強をするより、こういう経験からの勉強は、すぐに身につきます。

 

上述した通り私も昔同じ経験がありました。

大学を出て専門学校に行き

学校の勉強の他に治療の勉強をしました。

それはもう朝から晩まで勉強をしました。

毎日治療に触れるために、毎日施術をしました。

それから、スポーツ現場に行けることになり先輩に連れられて現場に行き

自分の実力の足りなさに落ち込みました。

そこにいた選手のほとんどは、日本代表トレーナーの治療しか受けてこなかった選手でした。

そんな選手に、学生時代の私の治療は満足してもらえるものではなかったのです。

 

それからしばらく自信を持てずに治療をしていましたが

その間

選手から良い反応が得られたことは少なかったです。

 

このままでは行けないと思い

4月になり

チームに新しい選手がやってきました。

 

ずるい考えですが

この選手たちは私が治療家として未熟なことを知らない。

まずはこの選手たちから、満足してもらえるようにするんだ

と考えました。

それから、現場で治療をするときは

実力のあるトレーナーを演じました。

とにかく自分の考えを言い切りました。

わからなかったことはすぐに調べて、次には応えられるように用意しました。

間違うこともあるので、その時はすぐに訂正、修正しました。

それから選手からの信頼を得られるようになり

今では日本代表トレーナーとしても活動しています。

治療家たるもの一生勉強

実力のある治療家を演じ、わからないことを一つずつ解消していった結果

信頼に繋がりました。

そして日本代表トレーナーとして活動させていただいています。

 

自慢ではないです。

まだまだわからないことや治せない症状があります。

まだまだ私は治療家として未熟で満足していまけん。

しかし、以前よりたくさん経験を積ませてもらい対応できる相談は増えました。

こうやって経験を積んでいくことが大事なんだと思いました。

治療家たるもの一生勉強。

満足したらそこでお終いです。

 

こういった経験から

自信がない治療家は

実力のある治療家を演じることが大事だと思います。

何度も言いますが、傲慢になってはいけません。嘘もついてはいけません。患者様に寄り添いながら、はじめは実力のある治療家を演じましょう。

演じながら、たくさん勉強しましょう。

そうしているうちに、ちゃんと実力がついてきます。

私が為になったと思う書籍はまとめているので

気になるものから見てみてください。

おススメ書籍

たくさん経験を積み、一緒にたくさんの患者様の為に頑張りましょう!

今回は以上です!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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